飛騨高山に行ってきました!

彼女と1泊2日の飛騨旅行に行ってきました。本当は2泊3日で上高地にも行く予定でしたが、上高地が11月で閉山することを10月に知り、慌てて旅館をキャンセル、急遽飛騨高山のみの旅行をすることに。さらに特急ひだの特急券を旅行2週間前に紛失、買い直すはめになりました。ADHDの特質が大爆発です。旅は人の本性が出るって本当ですな。彼女には迷惑をかけましたが許してくれました。

が、災い転じて福となす。万事塞翁が馬。結果的にスケジュールに余裕ができゆったりとした旅ができました。旅の時はわりとタイトにスケジュールを詰め込むタイプだったのですが、今回初めてゆったりとした旅の魅力に気がつけました。

飛騨の旅で衝撃を受けたのはなんと言っても食の旨さです。最初に食べた飛騨牛串の衝撃たるや忘れられません。他にも肉寿司、ステーキ、温プリン、高山ラーメンなどいろいろ食べましたが、全部美味。外れが一つもなくてびっくりしました。大阪出身ですが、食い倒れの看板は喜んで譲ります。それぐらい旨かった。

他にも古い町並みをぶらぶら散策したり、日枝神社や高山陣屋に行ったりと充実した旅でした。いやあ、旅っていいですね。

そして氷菓です。すみません。なんかついで感出すぎですね。ちょっと書き方考えます。

氷菓の舞台は実は飛騨高山。小説は架空の街ということになってますが、これは公然の事実です。氷菓は学校を舞台にしたミステリーです。いわゆる日常の謎というジャンルに入ります。日常の謎とは人の死なないミステリー。大きな事件は扱わず、小さな謎に挑むミステリーです。「なんでいつも館で殺人事件が起きるの?」「名探偵って、刑事でもないのになんでしゃしゃりでるの?」「外部に連絡入れたらいいのに」など、ミステリーのお約束にいちいちツッコミを入れたくなってしまう人にはおススメのジャンルです。どこにでもありそうな学校が舞台というイメージで読んでいたので飛騨高山が舞台と思って読んだらまた趣が変わりました。ここが日常って贅沢やね。

作者の米澤穂信さんは「15%の人が解けるミステリーを書く」のがポリシーだそうで、論理的に伏線を読み解けば謎は解けるそうです。僕は分かりませんでした。凡庸な75%の人間です。

飛騨高山も氷菓もどっちも良かった。古典部シリーズを片手に飛騨高山旅行はいかがでしょうか?

Posted in

コメントを残す